二人の才女

 



「週刊文春」と謂えば芸能界、政界、スポ―ツ界等各界での特ダネ掲載では突出した週刊誌です。私はこの週刊誌に毎週連載されている作家林真理子71歳のエッセイ「夜ふけのなわとび」とそのページのすぐ後に掲げられている読者からの相談に対する上沼恵美子70歳の回答である「人生笑談」を読んで居ます。

林真理子は、現在出身校である日本大学の学長として活動され次から次と頻発する難問題堆積で苦労の多い毎日を送って居られますが、本職は筆の練れた著名な作家です。

後者の上沼恵美子さんが長く漫才師や司会者を務められたことはよく知られて居ます。彼女は人気作家伊集院静氏急逝後、何故か読者相談コーナーのピンチヒッターとして起用され、その辛口の回答が伊集院さんに勝るとも劣らないため、読者の評判が良くその儘相談コーナーの回答者の座に定着されました。

舌鋒鋭く且つユーモアに溢れた毒説は、伊集院静に劣らぬ筆力であり、中卒のため多少は編集部の漢字変換はあるとは謂え失礼乍中卒の漫才師上がりの相談回答とは到底思えず、下積みからの苦労の集積は一流女流作家である林真理子さんを凌駕する筆力を備えて居られ頭の回転が早くて永年のラジオ番組で培われた才能が発露してのものであろうかと思ったものです。

一方林真理子さんは1982年に上梓したエッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』が大ベストセラーになり^0^/昭和61年、『最終便に間に合えば』『京都まで』で第94回直木賞を受賞しました。その後日大の学長としてアメリカンフットボール事件を発端とし、運動部を初めあちこちから出てくる無数の不祥事に対峙されています。

現在は先週発覚した「重量挙げ部監督の24年間学費名目で不正徴収事件(最近10年間に3800万円)」勃発の尻拭いに執筆活動も儘ならず名刺のお飾り予定だった日本大学理事長職が不祥事の頻発となってメチャ多忙となりました。

今となっては絶え間なく起こる母校不祥事の尻拭いに理事長就任をホトホト後悔されて居るのではないでしょうか😡/


今週の読めそうで読めない字     (私雨)

愛読者のご要望に応えて再度登場致しました。


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