韓国の少子化 その１

今日はずっと気になっている一年以上も前からの話題に戻りたいと思います。我が国では近年「少子化への危機」が声高に叫ばれて久しくなりましたが、我が国の合計特殊出生率は２０２３年には１.２０と過去最低を記録し、２０２４年には更に低下して１.１５となったことは以前お知らせしましたよね？きっと今年も衝撃的な数字となるように感じられます。合計特殊出生率とは一人の女性が生涯に産む子どもの数を示す指標であって、人口を維持するために必要な最低水準である２、１（０．１は若い内に事故や病いで夭折される割合）を遥かに下回って居ます。

お隣の韓国ではこの合計特殊出生率が我が国より遥かに深刻な状況になって居ます(゜o゜;/。韓国政府が２０２４年２月末に発表した２３年の合計特殊出生率は、ナント！０．７２で過去最低を更新しました🤬/。２４年に過去最低の１．１５となった日本と比べても此の低さには唯々驚きの言葉しかないと思います（；；）。この数値は明らかに国が滅びるであろうと思われる重大な数字であるため、韓国政府も必死になって対策に取り組んで居ますが、何故か理由が分からぬために低下に対する歯止めが掛からず、抜本的な解決策は全く見えない状態に推移して居るようです（；；）。


その背景には「韓国の女性たちの変化」があると指摘する専門家も居ますが、実際の処は理由がよく分からず、韓国の少子化の主な原因は、どうやら経済的な問題、特に若年層の就職難や住宅費の高騰、教育費の負担、そして女性の社会進出と高学歴化による結婚や出産に対する意識改革など解決が容易ではない幾つもの難しい問題を内蔵していることが原因として挙げられるようです（；；）。