シジュウカラの言葉

今日は目出度いのか目出度くないのか私の満90歳の誕生日でありました。



先日、お馴染み朝日放送のTV番組「徹子の部屋」に東京大学准教授で、ベストセラーになった「僕には鳥の言葉がわかる」の著者鈴木俊貴先生が出演された際の録画を観ました。
鈴木先生は年中、野山を走り回って我々の身近に棲息している野鳥のシジュウカラの声を聞き、その鳴き声を分析され、彼らの言葉からその意味を解き明かされたことが評価されています。
今年英国の「動物行動研究協会」から最も栄誉ある「國際賞」を授与されたそうです^^。
これは日本人として又はアジア人として初めての栄誉ある受賞だったのです(^0^)/。

動物の会話それもチンパンジーでもない鳥類の会話などあろうなどとは誰も考えもしませんでした。
そこに気付かれた鈴木先生の鋭敏な耳には感心するやら魂消るやら、小型のノーべル賞のようなものを受賞されたのだと私は思いました。
東大の先生って自室で難しい顔をして難しい本ばかり読んで居られるものと思って居ました。
日本中の野山を駆け巡ってシジュウカラの声に耳を欹てられて居られたなんて、いいなあ!微笑ましいなあ^^。

因みにシジュウカラの鳴き声を分析された鈴木先生の解読例を挙げさせて頂ければ、
「ツツピーツツピー」は縄張り宣言
「ヒヒヒ」は空に天敵である鷹を見つけたときの声
「ビビビビビ」は雛が餌をねだるときの声
「ジャージャー」は天敵であるヘビが現れたとき
「ビーツビ」警戒しろよ!と言う意味の声
「ヂヂヂヂ」は集まれ
「ピーツピ:ヂヂヂヂ」は「警戒して集まれ」
だそうです。
鈴木先生は毎日野山でシジュウカラの言葉を聞き、それでちゃんと准教授の給料は頂戴して居られるそうですからメチャ良いなあ^^。



不肖私は60年前も木造だった我が家の南側に庭があり毎朝私の与える残飯やおかずの残りを目的に雀の親子が6匹飛んできて居ました。
その際親鳥がチチチと鳴くと小鳥たちが寄ってきて親鳥の足下にあるおかずの残りを食べて居ましたが、私も論文を書けば良かったのかなあ?
「チチチ」だけではムリやろね(;;)。

今日の読めそうで読めない字  耳を(欹てる)

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