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埼玉の陥没事故

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埼玉県八潮市で陥没した道路にトラックが転落して運転手が死亡した事故から半年余りが経ち、地元の方々以外からはすっかり忘れ去られようとしています。 周辺住民によると、下水道の悪臭は収まりつつあっても、今度は悪臭対策の薬剤の臭いに悩まされるそうです🤬/。 5月に漸く男性トラック運転手の遺体が収容されるまで作業は深夜に及んでいましたが、現在は午前8時~午後6時に短縮されたものの、作業に伴う騒音と振動は依然続いて居ます。 又、事故現場近くの事業者の男性は「納得いく補償をして貰えるだろうか?」と不安な様子であって男性店主によると、今月初旬に開催された近所の有志30~40人が集まった会合では、住宅の罅割れ、傾きなどを心配する声や事故以前にはなかった車のエンブレムなどが腐食して居ることなどが議題に上がり、「本当に補償して貰えるのか?経年劣化として拒絶されるのではないか?」と不安の声が挙がって居ますが、新たな陥没への恐怖が募り、住民達の絶望は深まるばかりです🤬/。 埼玉県議会6月定例会は今月2日、破損した下水道管の復旧、騒音・臭気対策、工事に伴う周辺事業者への補償などが含まれた41億1400万円の補正予算案を可決しました。大野知事は「補償などに活用ができる予算も認められたので、地元の方々との協議を早急に進めたい」などと話していますが、将来への恐怖もあって被害者たちへの説得は果たして功を奏することでしょうか?。

参政党の躍進 その3

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「自公も立憲も共産も「共犯者」とみている」そして参政党の躍進を支えたもうひとつのファクターが経済、特に「インフレ」でした!。政府の発表した僅か2万円の給付金も、僅かに実行のタイミングを逸してしまったものであるが故に逆効果となって大衆の逆鱗に触れました🤬/。もっと早くに決めていたら今回の選挙でこんなに無様な得票にならなかったのに…と私は思ったものです。 参政党がこれまでの新興右派政党と違って大きな支持を獲得したのは、参政党にとてつもない魅力があるからというより、結局のところインフレが味方したところが大きいのです。要するに円が弱くなって物価が猛烈な勢いで上昇し、安くなった日本を海外投資家が買い叩き更に物価上昇が加速すると謂う良くないサイクルのなかで人びとの生活はどんどん苦しくなり、これまで政治の世界を支配していた人たちに対する反発がますます強力になったということではないでしようか?政府の切り札と考えられた2万円給付だって立憲民主の唱える170万円所得控除と比し余りにも少額過ぎて逆効果だったのです! 参政党が保守派の勢力であるにも関わらず自民党と協調的でないどころか、むしろ支持者には「反自民(自公政権)」が多く含まれて居たのは猛烈なインフレ(物価上昇、実質賃金の低下)によって「もう既存の政党には政治なんか任せて居られない」というフラストレーションが強まった結果であって、その意味ではれいわ新選組と同じ文脈でありましたが今回は美形女子を多数押し立てて大衆の心を捉えたものと考えられます。誰だって50近いおっさんに問い掛けられるより、お色気たっぷりの熟年女性に見詰められたら男ならそちらを振り向くのが「世の倣い」と謂うものではないでしょうか。

参政党の躍進!その2

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「反知性主義」という言葉を(他者を批判するために)使う人は多くの場合「反知性・主義」というニュアンスで使っています。ようするに「知性(≒インテリの持っている知的優位性)に対するルサンチマンを束ねて政治運動化している」という主旨ですが、此れはザックバランな言い方をするなら「頭のよくない連中が我々インテリに逆恨みしている」と言いたいのを「反知性主義」と言い換えているだけであって典型的な「動機に訴える論証」という詭弁ではないでしょうか。 参政党は確かに反知性主義の勢力だと言えますが、正確に理解するならば、それは「反・知性主義」と解釈するべきでしょう。ここでいう「知性主義」とは「左翼ヘゲモニー」とほぼ同義です。知性的・理知的な、つまり「人としてまっとうな言動だ」と評されるものを、左派・リベラル派に親和的な意見や態度がほとんど独占してしまっていることに対する反発なのです。大衆の根底にあるのは「左翼ヘゲモニー」に反するような自分たちの意見や態度(≒素朴なナショナリズムや郷土愛や共同体志向)を「知性」という枠組みから締め出され、冷笑的に否定されてしまったことに対する憤懣です🤬/。 知性主義(≒何が『知性』にもとづく言論や思考や態度にあたるかは、我々がジャッジする)」という、決定権・解釈権の独占的支配に対する大衆の反発こそが、参政党を含む世界中の「反知性主義」と呼ばれるムーブメントの核心です。 これは一般論として付言して置きますが、お勉強の出来栄えで一定の地位を獲得してきた人たちには、自分たちに反発する人を見ると反射的に「頭のよい自分に対して嫉妬しているのだな」と考えてしまう悪い癖があるのです。その悪い癖が「反知性主義」という言葉の解釈でもモロに出てしまっています。「知性を持つインテリ左翼への嫉妬や劣等感やルサンチマン」ではなく「何が知性に当たるかを勝手に独占している人たちへの怒り」なのです。日本の「主流派」の言論人はほぼ全員がこの点を見誤っていて、だからこそ参政党現象を正確に見通すことができないのでした(;;)。

参政党の躍進! その1

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漸く参議院選挙も終わって、巷に吹き荒れた参政党旋風もひと息吐いた感じです。 今回の選挙の焦点は何と言ってもあの参政党ファンの齎した怒涛の勢いでありました。あちこちから叩かれながら参政党が大躍進したのは、他の党が選挙直前まで素知らぬ顔で放置して居た政策提言をこの政党のみがコツコツとした歩みで一般大衆に刻み込んだ努力の結果であって、今日までの日本が貯め込んできたファクターが一般大衆の情熱となって一気に噴出したのではなかったかと私は思いました。 勿論、参政党が亀ですが、然し此れは決していきなり降って沸いたものではなく、彼等の理念が多くの日本人に浸透していることを満を持し現われたものではなかったでしょうか?。彼等が主張する二つのファクターとは「左派の知的ヘゲモニー」に対する反発、一つ目のファクターは、戦後から今日までの日本の市民社会における思想・言論・メディア・文化・オピニオンの“常道”を支配していた左翼的な傾向、あえて名をつけるなら「左翼ヘゲモニー」のことです。「左翼ヘゲモニー」とは、分かりやすく言うと、マスメディアにせよ出版にせよ文化芸術にせよアカデミアにせよ、左翼とそれが唱える歴史観や社会観や倫理観や政治観や人間観が、他の説や論を寄せ付けない「正史」となって、圧倒的な“解釈権力”を独占してきたこと! 例えば1990年代前半までの学校教育にしても、テレビにしても、新聞にしても、雑誌にしても、市民が触れる思想や歴史や倫理は、その大部分が左翼的というか何故か「旧来の日本的なもの」に対する否定的なニュアンスを内蔵して居ました。とくにメディアにおいて「知識人」「文化人」「言論人」などと呼ばれ、自身のオピニオンを広く世に発信する立場を得ていた人は、基本的には左派が主流派(正道)であり、何故か不思議にも保守派は異論異端もっと言えば「間違っている側」というポジションに置かれて居たのを皆様はご存知でしょうね。然し参政党は此の常道を破って不思議にも右派だったのです!。

躍進する参政党!

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参院選の比例投票先で遂に参政党が2位にまで急浮上し、立憲民主党や国民民主党を抜いたことが確認され世間に大きな衝撃を与えて居ます🤬/。 愈々参議院選挙まであと僅か2日となり、自民党公明党の票が伸びないことが明らかになって参りました。 躍進していた国民民主党と更には思いもかけぬ伏兵である参政党が各地で素晴らしい演説を行って一般大衆の心を掴み見込み票をどんどん増やして居るからです^0^/。 &nbsp 演説会の聴衆の数が其の儘得票に結びつくとは思いませんが、東京都参政党候補者「さや」氏の一時間に亘る演説にも多くの聴衆が深い感動とともに誰も帰らずに聞き入って彼女が斉唱する「君が代」は聴衆全員が清々しく心打たれた事実は世の人々にネットで伝割大きな伝聞効果を齎しております^^。 通信各社の事前調査では既に自民党の大幅な議席減が予測されており、非改選含む自公の過半数の維持が極めて微妙な情勢です。参院選の結果次第では、石破政権どころか自公政権の存続そのものが危ぶまれる事態となって居ますが、全ての原因は小泉農水相による米2000円の演出に憤激した参政党及び新たな参政党フアンの登場でした^^。 SNS上では、参政党が急激に支持を拡大している理由について議論が交わされて居ますが、当を得ている意見はあまり多くありません。「参政党を支持している人は無知蒙昧のカルト信者である」「代表の神谷宗幣はそうしたカルトを動員する手練手管に秀でたペテン師である」といった認識を前提とした筋書きが目立ちます。 然しそういう論調が強まれば強まるほど逆効果となって参政党の勢いを加速させることになって居るのでした。中国人に東京の大量の億ションと北韓道帯広の広大な土地を買い占められ何も言わない日本政府に参政党が怒っています。ガンバレ参政党!。我々の味方と持って購読してきた天下の毎日新聞が17日の三面記事に大きく参政党を攻撃しましたが、ブルータス、お前もか!! 参政党が躍進したのは言ってしまえば日本の今日までのコツコツとした歩みの集大成のようなものでした。今日までの日本が貯め込んできたファクターが一気に噴出した結果が参政党現象です。いきなり沸いて出たものではなく、満を持して彼等が現れたのです。では、その二つのファクターとは「左派の知的ヘゲモニー」に対する反発、一つ目のファクターは、戦後から今...

れいわ新選組と参政党

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愈々再来週20日の日曜日は参議院議員選挙の投票日です。 選挙演説と謂えば嘗て映画「なにわの金融伝」にて萬田銀次郎を演じる俳優竹内力の相方として子分役を務め、現在飛ぶ鳥を落とす「れいわ新選組」の山本太郎党首です。 彼は第30作「破産-金融屋殺し」から、第49作「仮面の女」まで助演として新庄公平役で登場し、歴代舎弟の中で最も長期間(5年間)出演していました。 現在竹内力は映像を作る立場になって社長業に忙しく、たまに口を歪めて相手を威嚇するような話し振りもお笑いネタにされる始末で、出番が少なくなって居ます。 子分であった山本太郎は「なにわの金融伝」時代から相手に畳み掛ける話法が身について、国会議員になっても彼が登場すれば民衆がわっと取り囲んで山本節に聞き惚れるのが定番となり、何時の間にか今では「れいわ新選組」の党首として衆議院参議院併せて13名の勢力を維持し、現在進行形で増殖中の人気政党です。 「なにわの金融伝」に於ける山本太郎の役柄は非常に筋肉質でがたいが良く、少々喧嘩っ早くて暴行で捕まったこともあり、現在の彼の政治姿勢と少しも変わっておりません。 続いて今回の選挙で俄に聴衆に人気が出てきたのが神谷宗幣が(非改選)参議院議員を務める1名の参政党です。 今回は地方区比例区を併せて54名もの立候補となりました(゜o゜;/。 うち女性候補が24名を占め、50歳前後のお色気が溢れた美形が多くて何れも神谷代表に劣らず口達者であり多くの聴衆を集めて居ます^^。 東京地方区ではお母さん女優石田ゆり子そっくりで党屈指の美形候補者「さや」氏が早くも当選確実と予想されています。 今年の参議院選挙は都道府県選挙区も(全国)比例区も共に参政党が颱風の目となることでしょう。

山東昭子元参議院議長

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暑い暑いのに選挙カーがやって参りますが、今年も参議院議員選挙 が近づきましたね。参議院は昔の貴族院を踏襲したもので、現在は 惰性として存続して居ますが、4年が任期である衆議院と違って 、中途解散がなく6年間も高給が保証され、高等遊民の居場所 として最高です。 山東昭子氏は子役としてTBSで活躍し、のちに美貌ゆえに東映で旗本退屈男の相手役に抜擢され、スパイ大作戦の初代ヒロイン、シナモンの声優も演じて、多才振りを発揮していました。それが時の宰相である 田中角栄に気に入られ1974年(32歳)にて参議院議員に転じ、 2019年8月より 3年間、参議院議長を務めました。 文字通り、後半生を政治に賭けて戦ってきました。 未だに元気ですが、 今年83歳になりさすがに嘗ての容色も衰えを見せています。 人間引き際が肝腎であることは十々承知でしょうが、 山東昭子氏は今回の参議院選挙で9回目の当選を目指して立候補しました 。 今回当選するようならば、 彼女は89歳まで議員 生活が満喫できますが、それは税金泥棒として選挙民を愚弄した行 為と言うべきでしょう。 もっとも東京五輪を直前に控えた前回2019年の参議院選挙比例区も自民党当選者19人中18位( 記名投票順位) でした。首相が元田中派の後輩である石破に変わった今回、山東氏は亡き田中角栄への御恩奉公の意味も込めて、玉砕覚悟で出馬しているのかもしれません。 ★ さて、今週6日(日曜日)の参議院選挙に、三宮で石破総理が自民 党候補の応援演説に馳せ参じたことが話題となって居ます /。多 くのSPを従えて総理の街頭演説が始まろうとするとどうしたこと か集まって居た数少ない聴衆が三々五々と居なくなり、総理はその 場に立ち往生したそうですが人気もないのに自らの引際を察知でき ない人間ってピエロですね^0^/。